MEMBERS 博洋の仲間
荷主・オペレーター・会社の距離が非常に近く、
一人ひとりのやりがいを感じることができる職場です。
会社バックアップの研修制度をはじめ、和気あいあいとした職場環境で、
海運のスペシャリストとして活躍しています。
海技士の資格や前職の経験を活かせる会社です。
2016年度入社
K.Kさん 一等機関士
家族との時間を大切にしたくて
内航海運の道へ。
前職も船に乗る仕事でしたが、9年勤めた頃に遠方への転勤の話が出たんです。当時は3人の子どもが幼かったこともあり、家族と一緒に居られる時間を大切にしたくて転職を決意しました。
海技士の資格や前職の経験を活かせる仕事を探していた時に、海運局の紹介で博洋興産のことを知って。船の出発地が自宅に近いことと、休暇のスパンの短さに魅力を感じて入社しました。
入社当時は人間関係をうまく築けるか心配でしたが、慣れるまで付きっきりで先輩が教えてくださったので、不安はすぐに払拭されましたね。休暇中は思う存分、家族と過ごしています。
娘がYouTubeで見たダンスを真似て踊る姿を見ると、すごく癒されますね(笑)。土日は温泉やテーマパークなどへ遠出して、思いきり遊びます!
船内はとても雰囲気が良く、
ご飯をお裾分けしてもらうことも。
機関士の仕事は、船を動かすエンジンなどの「主機関」と、電気などを作る「補機関」の点検や整備。そして、着岸後の荷役装置のホースの取り付けなどの入出港時の甲板作業です。分からないことは、仕事中でも先輩方に聞けばすぐに教えてくれますし、休憩中もとても雰囲気がいいんです。
自炊する人も多くて、料理が余った時は「食べてええよ!」なんていただくことも(笑)。
日々の目標は、安全運航に努めること。そしてゆくゆくは、航海士の資格も取って二刀流!もいいかも知れませんね。 博洋興産はベテランの方が多く、若いうちの技術と知識の習得にはもってこいですよ。
友人に自信を持って勧められる、
居心地の良い職場です。
2019年度入社
T.Hさん 次席一等機関士
海に魅せられて進んだ
船員への道。
小さな頃から海が好きで、海に関わる仕事をしたいと思っていました。そこで中学卒業後に長崎県南島原市の口之津海上技術学校に進学し、寮生活を送りながら4級海技士の航海士と機関士の免状を取得。両方の分野を学ぶ中で、操船よりもエンジンを動かすことに魅力を感じ、「お前は機関士に向いている」と言う先生の言葉もあって機関士の道を選びました。
現在は船のエンジンや発電機などの管理や点検・整備を担当しています。点検のために機械を分解して清掃し、再度組み立てた後は実際に動かして異常がないかを機関長に最終確認してもらうんですが、その瞬間はかなり緊張しますね。自分が管理している機関が核となって安全な航行を支えていることに、大きなやりがいと誇りを感じています。
スキルアップをして、
いずれは機関長に。
以前は東京が拠点の海洋調査船やタグボートで機関士をしていました。ですが半年間の長い乗船期間や人間関係に悩んで転職を考え、運輸局の紹介で博洋興産を知ったんです。入社の決め手は45日乗船15日休暇の体制と、拠点が地元大分に近いこと。実際に働いて感じる魅力は、船員同士の仲の良さですね。コミュニケーションがしっかり取れてチームワークが良く、居心地のいい職場です。
ちなみに同期に転職組の学校の同期もいるのですが、彼にここを勧めたのは僕なんですよ。友人に自信を持って紹介できる会社です!これからはエンジンの知識を深めるために3級海技士の免状取得を目指して、最終的には機関長を目指したいですね。
社員の要望を柔軟に
聞いてくれる会社です。
1998年度入社
S.Oさん 機関長
会社も、船の中も
風通しのいいチーム。
子どもの頃から周囲に船乗りが多かったことが、この道に進むきっかけになったのかもしれません。漁師や貨物船、タグボートなどを経て、結婚を機に航路の規模などの条件に惹かれて博洋興産に入社しました。
45日勤務15日休暇になったのは、5年くらい前。社員が休暇スパンを短く出来ないかと会社に伝えたところ、調整してくれたんです。社員の要望を柔軟に聞いてくれる会社ですね。そして何より人間関係が良いです。
航海中は船が家のようなもの。生活しながら仕事をするわけですから、みんなが快適に過ごしやすいように自然とお互い協力し合っています!
日々の徹底した整備・点検が
「荷物を無事に届ける」ことにつながる。
機関長は、船を動かすエンジンである主機関をはじめ、さまざまな機械や装置の運転管理を行う機関部の責任者。機関士としてどれだけ整備していても、時にはエンジンを冷やす為のポンプが止まるなど、思いがけない不具合が起こることも。
機関士が直せる軽微なものなら任せますが、難しいケースは原因を突き止めて修理プランを立てる為に全員が集まります。そして船を停めて直すか、港についてから直すべきかなどを機関長である私が判断して、船長に相談したうえで最終決定します。この判断が運航を左右しますから責任重大ですし、無事港に着くまでは気が抜けません。
この仕事は、各機器のアクシデントを最小限に抑えて、船を予定通り運航し「荷物を無事に届ける」ことが第一。日々の整備・点検は、そこを最終目標として繋がっていますね。真面目にコツコツ取り組む、そんな人に向いてる仕事かもしれません。
気軽に相談しやすい環境なので
ベテランの先輩方から
多くを学べます。
2019年度入社
R.Kさん 二等航海士
操船だけが、
航海士の仕事じゃない。
船員として働く前は船の操縦が仕事というイメージが強かったんですが、実際は全く違いましたね。操船はもちろん見張り作業、航海計器や海図の管理、さらには甲板機械の整備や荷役作業まで業務の幅が広いんですよ。荷物の積み下ろし時には積み荷の重さで船が傾かないよう、専用の機械を操作してバランスを調整するのも重要な仕事です。航海中は双眼鏡やレーダーを使って漁船や別の運航船がいないかを見張り、衝突の危険性がある場合は上手にかわします。
漁船は季節や時間帯によって出現場所が変わりますし、視界は天候に左右されるので慣れた航路でも油断は出来ません。
航海士として船を動かすということはただ操縦するだけではなく、安全かつ効率的な航海を支えて荷物を届けることなんだと実感しています。
先輩から学んだ技術と知識を
後輩に伝えていけるように。
入社当時は甲板員からスタート。先輩たちの作業を見て覚えることに専念していましたが、少しずつ仕事を任せてもらえるようになった頃に「次からは1人で当直ね」と言われ、二等航海士になりました。嬉しさよりも不安が大きかったのが本音でした(笑)。
ですが大ベテランの先輩たちは「分からないことはその場で理解するまで聞いてね」と声をかけてくれるので、作業中でも気軽に相談しやすい環境です。
これからもそんな先輩たちのもとで知識と経験を積み重ねつつ、後輩ができた時には自分がしてもらったように良い雰囲気づくりを心がけながら仕事に取り組んでいきたいです。